リレーメッセージ

 コロナ禍において、会員の皆様と直接交流する機会が減っており、今後の例会開催の見通しも立っていない状況のため、令和2年6月5日より当協会のメーリングリストを活用して、会員の交流と情報共有を目的にリレーメールの配信を開始いたしました。
メーリングリストに登録が出来ない会員の方もいらっしゃるため、ホームページでも内容を見られるように、掲載をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 【第16回】令和3年1月8日(金) 鈴鹿保健所 鈴木 知美

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様へ

 新年明けましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

鈴鹿保健所地域保健課の鈴木知美と申します。
平素は大変お世話になっております。
令和2年4月から所属先で精神保健福祉相談員をさせてもらっています。

 私はまだ精神保健福祉士の資格はなく、準会員の身ですが、日頃から大変お世話になっている鈴鹿厚生病院の齋藤さんからバトンを頂きました。
 リレーメッセージを発信された各役員様のメッセージ(動画もわかりやすかったです)も観せていただきました。
ますます恐縮ですが、この4月から感じたことなどをお伝えしたいと思います。
 
 その前に少し、以前のことと、三重P協会に感じていたことをお話しします。
 私は平成27年から5年間、北勢福祉事務所生活保護課でケースワーカーとして勤めていました。北勢地域の会員様で当時、一緒に受給者さんへのご支援をして頂いたこと、感謝しております。
 チームになってもらい、医療中断しないで、心身の安定を図り、その人が希望する生活が地域で送れるようにご支援していただいていました。
 孤独な人もいて、その人の思いを聴ける機会を増やし、困ったことがあったら一緒に考えることを医師、訪問看護師、PSW、社協の支援員や障害福祉サービス事業所職員・・・たくさんの方に関わってもらって病状、生活の安定が図られた方もいました。

 当時の職場の先輩から、三重P協会の会員外でも参加できる研修情報をもらい、参加させてもらうことが数回ありました。
 その時に感じたのは、下方会長さま、牛塲副会長さま、会員の皆様が和気あいあいと、絶妙なアドリブも入れて笑顔あふれる研修を開催されていて、「なんて楽しい雰囲気なんだろう~!」と思いました。皆様、それぞれ別の所属先であるのに、上も下も横も・・・と多方向で顔の見える繋がりをもっておられるんだな、と感じました。楽しく学べて良かった!と毎回感じていました。

 今は精神保健福祉士を目指して、実務経験を積ませてもらっている日々です。
鈴鹿保健所では令和2年4月~6月の3か月間に、警察官通報が20件ありました。前年度の通報全件数が26件でしたので比較すると、この時期に集中したと感じます。緊急事態宣言が出ていた時期で、社会全体が新型コロナウイルスの影響を受け、受診を控えたり、不安感を強めた方もおられたと感じました。

 措置入退院後、地域へ戻られた患者さんの訪問を、精神科訪問看護ステーションや、障害者総合相談支援センターあいの職員さんと行かせてもらっています。その方の危機的な状況の時だけに関わるのではなく、関係を築いて連続性のあるご支援を行っていけたらと思っています。

 私自身、子どもとの関わりに長年悩み、公私ともに周りの方に支えてもらって、この精神保健分野にたどり着きました。
 微力ですが、いつかお役にたてるようになりたいと思っています。機会をとらえて研修などで学びを深めて、皆様とつながることで、多様な視点で物事を見つめ、ご本人やご家族に還元できるようになりたいです。

 令和3年度に三重県ではひきこもりの実態調査をするとのことです。ご本人と顔を合わせられたわずかな時間に、私は先走って、こうするといいのではないかと、勝手に支援の方向を描いてしまいがちで、反省しました。
目の前のご本人の声を聴いて、その方が中心に居て、地域の人、関係機関等の連携の輪を広げて必要な時に支援を届けられるようにしていきたいです。
 会員の皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 最後に・・・
 最近のマイブームは、美味しい珈琲が飲めるカフェをインスタグラムで見つけては措置当番の日を避けて・・・好きな珈琲を楽しんでいます。テイクアウトもできるので嬉しいです。
 皆様も、少しホッとする楽しい時間ももって、元気に過ごしていきましょう!

 長文となり申し訳ありません。お忙しいなか、お読み頂き有難うございます。
次回のリレーメッセージは、医療法人北勢会 天春卓也さんにお願いします。

 鈴鹿保健所 地域保健課 鈴木知美


 【第15回】令和2年12月17日(木) 鈴鹿厚生病院 斎藤 綾子

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様へ

 平素は、大変お世話になっております。
鈴鹿厚生病院の斎藤です。現在、三重P協会で鈴鹿亀山地区委員をさせて頂いております。
本来なら金曜日に発信するはずのリレーメッセージをフライングで木曜日に発信してしまうことになり…すみません。
金曜日が休みとなるため、フライングで発信させて頂きますこと、ご容赦下さい。

まず、最初に…。鈴鹿厚生病院では、9月3日、病棟にて新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、本来の診療機能が著しく停滞し、患者様及びご家族、関係機関の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。発生当初から、多くの方々のご支援や励ましを頂戴し、11月2日に終息宣言を出すことができました。皆様からの温かいご支援やお言葉に心から感謝申し上げます。現在も、各地でクラスターが発生しており、同じ状況を経験したからこそ、一日も早く状況が収束し、安堵できる日を迎えることができるよう、願っております。

さて、前回のロマンあふれる伊勢保健所 三上さんから、リレーメッセージのバトンを受け取ったものの…何をお伝えしようかと軽く悩んでいました。
今の私自身の業務紹介をお伝えすることとします。当院では、2011年度より、精神障がい者アウトリーチ推進事業(現:三重県精神障がい者アウトリーチ体制構築事業)の委託を受け、事業実践を行っています。自らの意思では受診が困難な未受診者、治療中断者の対象者宅を訪問し、必要に応じて治療や福祉サービス等に繋ぎ、地域生活が維持できるよう支援を行うと言った事業です。私は、その事業の専任として、業務を行っています。「自らの意思では受診が困難な状況」ですので、訪問しても、ご本人とお会いすること自体難しかったり、招かれざる客のごとく拒否反応が見られたりすることなどが多々あります。一般的に、援助希求行動は、「本人が困っている」「周囲が困っている」「本人も周囲も困っている」ところから生じると思います。しかし、本事業に関しては、「周囲が困っている」ところから相談開始となることが多く、そう考えると当然の反応かもしれません。時折、心が折れそうな時もありますが、PSW冥利?に尽きる瞬間もあります。長らく訪問支援を続ける中で、相手との関係性を構築することができ、関係性の中で支援をさせてもらえた時です。また、この話については、どこかで改めてお伝えすることができればいいなぁ…と思います。

ではでは、早いもので12月。
少し早いですが、皆様、良いお年をお迎え下さい。
次回のリレーメッセージは、年明け元旦を飛ばし、1月8日(金)に鈴鹿保健所 鈴木 知美さんにお願いしました。
よろしくお願いします。

鈴鹿厚生病院 PSW 斎藤 綾子


【第14回】令和2年12月4日(金) 伊勢保健所 三上 政和

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様へ

伊勢保健所の三上です。三重P協会で研修担当をさせていただいております。ロマン溢れる?! リレーメッセージをお届けします。

保健所の精神業務で真っ先に思い浮かぶのは「23条通報・措置入院」ではないでしょうか。24時間365日、たとえ深夜でも呼ばれたらすぐに出動して、興奮状態の対象者と面接したり、病院調整をしたりと、なかなか過酷な業務です。(ロマンを感じることもあります)

当番の日は通報用携帯を持ち帰ります。確実に電話が取れるよう、けたたましい音が鳴るように設定し、風呂やトイレにも持っていきます。
私の場合、なぜかお風呂に入っている時、しかも頭が泡だらけの時に鳴ることが多いです(今年度だけで3回も…)。そのため(当番でなくても)頭を洗っている時には、常に耳を澄ます変な癖がついてしまいました。(これぞバスロマンというヤツですかね。お風呂だけに)

また22時以降の通報だと、だいたい翌朝までかかります。年に1~2回は「一睡もせずに翌日も普通に夕方まで勤務」ということがあります。
その時は、体の動作も頭の回転も「おじいちゃんのように」スローになります。先日、その状態で(どうしても外せない)家庭訪問に行きました。ものすごいゴミ屋敷で悪臭も漂う中、話好きな方と2時間近くやり取りしたら、途中で意識を持っていかれ「あやうく昇天か…」という状態になりました。(ロマンあるでしょう?!)

こんな感じで、保健所の仕事はロマンに溢れています。公務員の職場とは思えない常識外れでブラックなところも多いですが、それさえ目をつむれば精神保健福祉士が勤務するには素晴らしい職場だと思います。武勇伝を語らせたら、エピソードはいくらでも出てきますよ。

仕事はそんな状況ですが、プライベートでは昨年、ついに念願のモーターボートを購入しました。操船技術もまだまだで修行中ですが、休
日で時間が許せば、太平洋に出て釣りをしたりしてます。大海原で波に揺られて過ごす時間は贅沢で素晴らしいです。今はクルーズに付き合ってくれる方を募集中です。本物のロマンを求めて海へ乗り出しましょう。興味のある方はぜひ声をかけて下さい。

次回のリレーメッセージは、鈴鹿厚生病院の齋藤綾子さんです。
よろしくお願いします。

伊勢保健所 地域保健課 三上政和


【第13回】令和2年11月20日(金) 松阪厚生病院 辻 陽平

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様へ


いつも大変お世話になっております。松阪・伊勢ブロックの地区役員をさせていただいております、松阪厚生病院の辻と申します。

昨今、新型コロナウィルスの拡大により、緊迫感が漂う中、皆様におかれましては、感染防止対策に大変な努力を尽くされておられる毎日かと思います。

今回、榊原病院中村さんから引き継ぎ、リレーメールをお届けします。よろしくお願いします。


【現在の仕事について】
私は、2005年に松阪厚生病院に入職し、PSWとして勤務をさせていただき15年目となります。入職当時を振り返ると、右も左もわからない若輩者でしたが、先輩方に丁寧にご指導をいただき、当事者やそのご家族からからたくさんの勉強をさせていただいた貴重な時間でした。

私が勤務する松阪厚生病院は、精神科急性期治療病棟、認知症治療病床を含む590床の精神科病床と、一般病床、療養病床、緩和ケア病床の身体科病床190床を有し、それらに加え、血液透析、健診センター、リハビリテーションなどの部門も併設しており、精神と身体の両輪をもって地域医療への貢献を目指しています。

PSWとして勤務するにあたり、精神の分野にとどまらず、一般医療、介護などの分野に関しても視野を広げる必要があり、苦労をした思い出があります。

最近の話題では、松阪市認知症初期集中支援チームへのPSW派遣として、南勢病院様と共同し行っております。包括支援センターを含め様々な分野の方々と交流する機会が増えました。

また、コロナウィルスの対策として、病院窓口での体温チェックや問診、オンライン面会の実施など、様々な対策を行っており、これらは毎週院内の会議にて検討を行っています。

【三重PSW協会(以下三重P)を振り返って】
私が三重Pに入会したきっかけを振り返ると、ある先輩PSWからの紹介でした。

それまでは、自分では入会することに一歩を踏み出せなかった時期がありました。ある日、支援でかかわることがあった先輩PSWに、「辻さんならできるよ。」と声をかけてくださったことで、小さな自信が芽生え、背中を押していただき入会することとなりました。

入会当時は、先輩PSWがたくさんみえて緊張した思い出がありますが、活動を続けるうちに、先輩方でも同じような悩みを抱えていることに気づき、その支援の過程や、価値観、倫理観を共有することで、PSWとしてのスキルアップにつながったと感じています。

また、三重Pでの活動の中で、「顔が見える関係づくり」が構築されることも大きな財産となりました。その中で、松阪・伊勢ブロックでの活動が徐々に広がってきたことも、日々の支援に役立っていると感じています。


以上簡単ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんのリレーメールを読ませていただき、改めて「つながること」の重要性を再認識できる機会となったと感じています。

コロナ禍において、皆様におかれましては、大変なご苦労があるかと思いますが、くれぐれもご自愛ください。

次回のリレーメールは、伊勢保健所の三上さんになります。三上さんにはPSWとして沢山の学びをさせていただいたと思っております。三上さんよろしくお願いします。


【第12回】令和2年11月6日(金) 榊原病院 中村 咲子

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様へ

こんにちは。
榊原病院の中村と申します。
県立こころの医療センター濱さんから引き継ぎ、今回リレーメールを発信さてもらいます。

私は、2013年に榊原病院に入職し、途中育児休暇を挟み現在まで医療観察法病棟で勤務しています。

今回は、最近の病棟での取り組みについて少しお話しさせて頂きたいと思います。
入院対象者の方の中には、借金問題、離婚問題など法的トラブルを抱えた方が多くおられ、退院の足枷になっているという現実があります。  
医療観察法病棟の対象者の方が退院し、地域で定着していくには、かなりの困難がある上、加えて借金問題、離婚問題(特に子どもの親権〕を未解決のまま退院に至るケースが多くあるのです。
これまでも対象者さんに同行し、法テラスに出向くことはありましたが、コロナ禍では外出も困難となりました。
そのような時、他県で医療観察法病棟内における「出張法律相談会」の取り組みについて知る機会がありました。
法テラスの弁護士に定期的な来院を依頼し、法テラスのシステム(1回30分、同一案件につき3回まで無料)をそのままを病棟において実施してもらうというものです。
当病棟も、多職種の力を借りて、熱心な弁護士さんに来て頂くことができ、今月4日に初回「出張法律相談会」を開催しました。
始まったばかりで対象者さんの反応や効果などまだまだ把握できていませんが、いつか機会があれば報告させて頂きたいと思っています。
 
コロナ渦で、以前の生活に戻るのではなく、withコロナとか、新しい生活様式とか言われていますが、なかなか難しいですね。
私事ですが、5月から職場の保育所に通い出した2歳の息子は、マスクをかけた保育士さんの顔しか知りません。それでも目一杯の愛情表現で接してくださる保育士さんの胸に毎朝飛び込んでいきます。
実家の親は、車に布団を積んで人と会わない旅を楽しんでいます。
少しずつ受け入れていくしかないんですね。
仕事でも家庭でもできる範囲でできることを見つけていけたらなと思います。

次回のリレーメールは、松阪厚生病院の辻さんになります。辻さん、よろしくお願いします。

榊原病院 中村咲子

 


 

【第11回】令和2年10月23日(金) 三重県立こころの医療センター 濵 幸伸

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様

いつもお世話になります。
こころの医療センターの濱と申します。

今年から津ブロックの役員を担当することになりました。よろしくお願いします。今回のリレーメッセージをお届けしたいと思います。

 私は、PSWとして活動を始めて19年目になります。
 最初は、社会復帰施設(当時は生活訓練施設)である(社福)夢の郷で5年間、その後、こころの医療センターで7年間。次に保健所で4年間、直近の3年間は県庁の精神保健福祉班(現:精神保健班)で勤務させていただきました。

 まだまだ、道半ばの私ですが、少しだけ経験したことにふれます。

 保健所で勤務していた当時、何度も深夜帯に某警察署に23条通報のため急行し精神科救急対応をしていました。(警察官の皆さんが、非常に協力的に患者さんの移送に取り組んでいただいていたことがあり、今でもとても感謝しています。)
 その時の生活安全課係長のOさんが、退職直前に夜間対応の際、缶コーヒーで乾杯しささやかな退職前祝をしたことがありました。
 そして、2年ほど経ち、私が県庁に異動となり合同ビルの前の坂道を歩いていた時、前方から見覚えのあるスーツ姿のおじさんが歩いてくるではありませんか?

僕:「・・・・Oさん?」
Oさん:「・・・・濱さんか?」
二人:「おおおー!!!」(固く抱擁する二人)

 感動のあまり、おじさんとおじさんが白昼堂々、抱擁しあうことになってしまいました。
 この時、二人の間には共有してきた通報対応の記憶があったと思います(私の思い込みですが)。それは、保健所と警察署の異なる機関が協力して目の前の当事者・家族の支援にあたっていたことです。
 本来であれば、通報に至らないような地域づくりや支援が求められると思いますが、そこまで至っていない現状があります。だからこそ現場にいるスタッフが懸命に支援にあたることが大切なんだといつも感じています。
 また、地域で出会う精神障がい者の皆さんの力になりたいと純粋に考えている警察官が多いことを日頃の会話の中から知り、驚きました。
 なんとなく、我々のような職種ばかりが精神障がい者の支援を考えていると思っていましたが、もっと世の中は広くて深いんだな~と経験年数20年近くたって発見することがあります。

 こんな素敵な(おじさんと抱き合う)経験ができる分野ですので、PSW協会が発展するといいなと思います。そのためにも協会は若いPSWの皆さんが元気に育っていってもらえる土壌となることを期待しますし、我々くらいの年代のPSWがその土づくりにいそしまないといけないんだろうな、とやっと感じ始めました。(遅いでしょうか?)
 若手の皆さん、沢山チャレンジしてくださいね。中高年齢の皆さん(私も含めて)は、無理せずぼちぼち過ごしていきましょうね。
 以上でおしまいです。読んでいただいてありがとうございました。

次回は、独立行政法人国立病院機構榊原病院中村さんがお届けします。

三重県立こころの医療センター 濵 幸伸

 

【第10回】令和2年10月9日(金)菰野千種園 中村 舞

いつもお世話になっております。
第10回リレーメッセージの紹介を受けました救護施設 菰野千草園の中村です。
みなさまにおかれましても、新型コロナウイルスの影響により、日々厳しい状況が続いており大変な努力をされていると存じます。

わたくしからは、救護施設というマイノリティな施設で働く精神保健福祉士の業務とコロナが及ぼした影響について、その現状を発信させていただくことになりました。ご興味があれば幸いです。

【救護施設で働く精神保健福祉士について】
皆様ご存じの通り、救護施設は、生活保護法における措置の"保護施設"です。
各県の行政方針によって"公設公営""公設民営""民設民営"などその設置主体は様々です。

救護施設の代表的機能といえば、"他法他施策を優先とした最後のセーフティーネット機能"ですが、
他県には、精神科病院に併設されている「退院促進に特化した救護施設」や「アルコール依存に特化した救護施設」があるのをご存知でしょうか。
また全国には、「刑務所出所者の保護に特化した救護施設」や、売春やDV被害など「婦人保護としての役割を専らとする救護施設」など、その業務内容から非公開となっている救護施設もあります。そして、そこで密やかに働く非公開(?)の精神保健福祉士さんも存在します。
三重県では、県内3か所全ての救護施設に精神保健福祉士が存在しており、一つの分野に特化することなく多様なニーズに対応しています。

【コロナ禍において】
私が担当する緊急一時保護では、、、、
「(コロナ対策で)拘置所を単独房にしなければならず釈放することになったが、なんらかの管理下を必要とする被保護者」、
「(コロナ不況で)飯場のタコ部屋が解体され、流れ着いた被保護者」、
「(外出自粛の影響で)無収入となった風俗業?夜の街の被保護者」、
「(コロナによる収入減で)愛人関係を解消され、住まいや手当てを失った被保護者」
、、、などの委託依頼が県内及び近隣県からあり、特に女性や外国籍者の保護が増加傾向にあります。

コロナ禍におけるこうした「予期せぬ失業」や「予期せぬ離縁」は、「住む場の喪失」という外的な問題だけでなく「生きる場の喪失」という内的な問題も深刻で自殺リスクも高く、双方の問題を緊急的に支援する必要があり、気が抜けない状態が続いています。
また、これまでの不安定な生活によって身体疾患や精神疾患が潜んでいる者も多く、そうした問題の発見対応も、日々の業務の一つとなっています。

【新しい職場様式について】
当施設では、GoogleMeet、MicrosoftTeams、zoomなどを導入して、他の救護施設や全社協とのWeb会議やWeb研修を行っています。
施設内では以前からタブレット端末を活用し、ペーパーレス・ハンコレスなどIT化を推進していたため、混乱なく新しい様式にもシフトできました。
コロナ感染発生時のBCP計画にもそれを落とし込み、万が一の際にも最小限の出勤職員で業務を継続できるよう体制を整えています。
現在は、デスクワークの効率化を図って作り上げた時間を利用者のみなさまと過ごす時間に充当できて、なかなか幸せな時間を過ごしています。

【最後に】
今回、新しい様式への取組みとして『FPV施設見学』なるものを考案してみました。コロナで暗く重苦しい空気のなか過ごされている皆さまに向けて、当施設をすでに知っている方には楽しく観ていただけるように又、まったく知らない方には興味を持ってもらえるように炎上ありきで作成いたしました。
*周囲に上司の方々がいない事をご確認の上、音声ありでご覧ください。

↓↓↓↓
『千草園の女職員シリーズ1⃣~中村潜入捜査官の報告書・湯の山の麓に佇む謎の施設に潜入!赤とんぼに託された秘密の約束とは!?~』

https://www.dropbox.com/s/fynpggd6rlpoeai/%E8%8F%B0%E9%87%8E%E5%8D%83%E8%8D%89%E5%9C%92%E3%83%BB%E6%96%BD%E8%A8%AD%E8%A6%8B%E5%AD%A6.mp4?dl=0

みなさまに再びお目にかかれる日を楽しみにしております。その日までどうか、ご自愛くださいませ。


【第9回】令和2年9月25日(金)発信  水沢病院 沼倉 聡

三重県精神保健福祉士協会 
会員のみなさまへ

こんにちは。
今年度より四日市ブロックの役員をやらせていただいています水沢病院の沼倉と申します。
今回第9回目のリレーメッセージとなります。

気付けば自分の番、PSW19年目の自分ですが、自らの想いを伝えることが苦手な私ですが、今回このリレーメッセージをいい機会と捉え、新型コロナ禍の中今の想いを発信させていただきたいと思います。
まずは、自分の勤めている水沢病院について、自然豊かな鈴鹿山脈の麓にある精神科・内科の入院病床をもつ、ゆっくりとした病院となります。

今年2月には新病棟が運用開始となり、患者様により療養しやすい環境が整った最中、
新型コロナ感染症の流行となり、入院生活も以前とは異なる状況となってしまいました。

当院でも、患者様・職員などの安全を考え、外来対応であったり、入院患者様の面会など様々な予防対策を取っており、患者様・ご家族様・関係機関のみなさまにもご協力をしていただいている状況です。
感染拡大防止には対策が必要であることは理解していますが、患者様からいつ外出できるのかなど話が出ると、患者様の楽しみを制限してしまっているのではと感じてしまいます。

関係機関との連携であっても、なかなか直接会うことも難しく、今までとは異なる対応をしていただいている状況です。

いろいろなことに新たな様式を求められてきていると感じているものの、なかなか対応しきれず、日々これでいいものなのかと悩んで過ごしています。
自分だけでは解決できず、こんな状況下であるからこそ、「横のつながり」が不可欠で、他院ではどう対応しているのか、地域の状況はどうなのかなど、本来なら例会など情報共有できる場があるのに、それもなかなかできない現状に、新たな形での「つながり」が求められているのだと思いました。

協会員の悩みや想いをつなげることができるこのリレーメッセージをもっと気軽に、もっと活発に利用できるようなればと、この発信を考えるうえで感じました。

拙い文を読んで頂きありがとうございます。

また、みなさまにお会いできる日を楽しみに、日々頑張っていきたいと思います。

次回のリレーメッセージは、10月9日(金)救護施設菰野千草園の中村舞さんになります。
中村さんよろしくお願いいたします。

9月25日(金)  水沢病院  沼倉 聡



【第8回】令和2年9月11日(金)発信 北勢病院 デイケアセンターほくせい 小林花佳


 

三重県精神保健福祉士協会会員の皆様へ


皆様こんにちは。
北勢病院デイケアセンターほくせいの小林と申します。
僭越ながら、今回の担当をさせていただきます。
まとまりのない内容になってしまうかもしれませんが、目を通していただけたら幸いです。

前回の山下さんも触れられていましたが、私も現在メンバーとして関わらせていただいている若手部会のことを中心に触れさせていただけたらと思います。



はじめに、私が所属しているデイケアの近況からお話させていただきます。

今、新型コロナウイルスが流行しているなかデイケアでも感染拡大防止のためにマスクの着用・手洗いうがいは勿論、プログラムの実施にも細心の注意を払っておこなっています。

それに伴って、メンバーの皆さんが楽しみにされている外出・外食のプログラムがなくなってしまいました。
代替になるような内容に変更をさせていただいているプログラムもあります。
ですがやはり活動の幅が小さくなってしまったように感じます。
メンバーさん達と「寂しいね」「早く元に戻るといいね」と話をすることもあります。



活動の幅が小さくなってしまったのは、デイケアだけではなく他の機関・部署の方々、若手部会にも当てはまることだと感じています。




若手部会は昨年に立ち上げられ、私もメンバーとして参加をさせていただいています。


最初は緊張した雰囲気でしたが、話し合いを重ねる毎に雰囲気も柔らかくなり、好きなことや最近あったことなども話すことができる場となりました。

企画から実施を通して同じ年代の方々と過ごす時間はとても有意義で、他のメンバーがテキパキと対応している姿に『自分なんてまだまだだ』と刺激にもなりました。


開催された交流会でもメンバーや参加者の方々と趣味などの話しや、自分の職場の話、今ぶつかっている壁・悩んでいることなど共有・共感しながら話ができたように感じます。




研修などではその場単発の関わりで終わってしまいますが、若手部会では何回も会って話をするのでより強く関係が築けた気がします。

『若手部会』での横の繋がりがしっかりとできたことで、キャリアのある方々が集まる場所へ以前よりも緊張少なく参加できるようになりました。



メンバーとして力になれるか不安しかないながら関わらせていただいて
・先輩や上司と話すときとは少し違うリラックスした気持ちで、仕事について話ができる場所ができたこと
・話をするなかで自分では気づけていなかった仕事への姿勢だったり考え方を知ることができたこと
・横の繋がりができたこと
など、自分にとってプラスなことがたくさんありました。




第二回目の企画も始まり、チームワークが強まりつつあるなか新型コロナウイルスのため、進めていくことができなくなりとても寂しく、残念に感じています。

私自身、同年代のメンバーや交流会に参加をしていただいた方々との出会いに勇気づけられました。
いつかまた再開できる日が来てほしいと思っています。

そして若手部会が今後も続き、自分より年代が下の人たちにとっても若手部会が同年代との交流の場、成長できる場になることを願っています。



稚拙な文となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

次回を担当していただく、水沢病院 沼倉聡さんへバトンを繋げさせていただきます。

宜しくお願い致します。


令和2年9月11日

北勢病院 デイケアセンターほくせい
小林花佳


 

【第7回】 令和2年8月28日(金) 発信 多度あやめ病院 山下 貴也

三重県精神保健福祉士協会会員の皆様へ

皆さんこんにちは。

桑名ブロックの地区役員をしています多度あやめ病院の山下貴也と申します。

会員の皆様、協会の活動にご協力いただきありがとうございます。


今回で第7回目のリレーメッセージとなります。

このように何かを発信する機会はないのでかなり緊張をしています。

また前回の田中さんがとても素晴らしいメッセージを流してましたので、かなりのプレッシャーも感じています。

私はコロナウィルスの影響で感じていること、関わらせていただいています若手部会のことについて触れさせていただければと思います。

コロナウィルスの影響で、学生時代から続けている野球に参加できていない状況です。社会人になってから名古屋でチームを作り、かれこれ10年以上ともにやってきた野球仲間に今年は一度も会っていません。私は県外からの参加のため、自粛をしている状態です。連絡はLINEでしてますが、野球でのつながりが薄くなっているように感じています。

職場の方では、毎日上司や先輩たちと会え楽しく仕事ができているものの、他の所属の方と会える機会がめっきり減りました。

毎月、もしくは2ヶ月に一回ほどのペースで飲み会もあったりして、皆さんとの当たり前だったつながりを感じることができなくなってきていると思うこの頃です。

私が関わっている若手部会は主に若手の交流をメインに考えて活動をしています。

そう考えているのは、私自身の経験もあるからです。私自身、入職したての頃、当時はいろいろな業務をさせて頂きました。その業務をこなすことが精一杯で、職場外の方との交流やつながりは全くありませんでした。その頃、唯一あったつながりと言えば、同じ職場内と同じ大学を卒業した仲間だけでした。

その大学の仲間にたまたま誘ってもらった飲み会が大きな転機となりました。その飲み会はベテランから若手までたくさんのPSWが参加していて、皆さんと話すことが何もかも新鮮に感じました。職場内での経験談、普段の業務で疑問に思っていることや悩んでいること、PSWとして思っていることなどが聞けて、私はいかに自分で自分の視野をせまくしていたのだろうと感じました。一つのつながりから顔の見える関係ができたことで、新たなつながりが生まれました。ここでできたつながりは、今の自分を形作る大きなきっかけとなっております。きっかけが飲み会というのも私らしいなと思うところです。

自分以外の人の話を聞くことは、自分に対して気づきを得ることができると考えています。また、自分から話をすることで、自分の当たり前というのは自分以外の人にとっては特別であるということにも気づけました。その逆もしかりで、自分以外の人の当たり前は自分の特別だということも。様々な人と話すこと、つながることによって、自分自身の成長につながっていくと感じています。今の職場で働かせていただいているのも、つながりのおかげだと思っています。

そんな気づきやきっかけ、つながりを作るために、若手部会の活動は同世代のPSWとの交流をメインにしております。自分たちで考えて、企画して、どうすれば若手PSWに集まってもらえるかと考えています。LINEグループでの話し合いは、意見も活発に出ていつも驚かされます。

しかし、コロナウィルスの感染によって企画していたイベントは中止になってしまいました。感染リスクを下げるためには仕方のないことです。収束するのがいつになるのかわかりませんが、同世代の仲間とのつながりを作りたいと少しでも感じたなら、ぜひ参加していただければと思います。活動の様子はインスタグラムに載せていますので、そちらも見て頂けたら幸いです。

長々と書いてしましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。

次回のリレーメッセージは役員ではなく、会員の方にお願いすることにしています。次回は9月11日に若手部会のメンバーでもある、北勢病院デイケアセンターほくせいの小林花佳さんになります。小林さんよろしくお願いします。

令和2年8月28日

多度あやめ病院 医療福祉室 山下貴也


 

【第6回】 令和2年8月14日(金) 発信 事務局 田中 雅也

三重県精神保健福祉士協会
会員の皆様へ

皆様こんばんは。
社会福祉法人四季の里障害者相談支援センターHANAの田中と申します。

昨年までは、四日市ブロックの役員をやらせていただいていましたが、今年度より事務局を引き継ぐことになりましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

今回で第6回目のリレーメッセージになります。出番はまだまだ先だからと思っていたら、あっという間に自分の出番・・・
先月またひとつ歳を取り、時間の流れがますます早いなぁと実感をしています。 

せっかくの機会ですので、私自身のことを少しお伝えさせていただきながら、コロナウィルスに対する今の想いに触れさせていただけたらと思います。
今の職場には平成21年に入職をして、今年で12年目に突入します。平成24年に精神保健福祉士の資格を取得をして、精神保健福祉士のキャリアとしては9年目になります。

今の職場に入職をするまでは、民間企業で13年間営業の仕事に従事していました。

特別な取り柄もなく、当時は人との関わりが苦手な方で、どちらかというと社会にうまく適応ができず、就職活動でいろんな企業の面接を受けましたが、全く内定をもらうことができず、ようやく内定をいただけたのが、営業の仕事で、仕方なく営業職に従事をすることになってしましました。

新規開拓、しかも飛び込みでの営業の仕事が、社会人になり、与えられた最初の仕事でした。

人との関わりが苦手で、社会にもそれほどうまく適応ができていない私が、飛び込み営業をしたところで門前払いをされることが多く、なかなか成績につながらない。

そんな中私が唯一できることは、何度もお客さんのところへ顔を出し、まずは関係を構築することでした。

何度も通い顔を覚えてもらうと、仕方ないからと少ない金額からでも注文をいただけるようになり、そのうち取引の金額も増え、他のお客さんを紹介してしていただくこともあったりと、このころの経験から「つながり」や「顔の見える関係」について意識をするようになり、このころの経験から今も「つながり」を大切にしながら、仕事をしています。

いろんな「つながり」を通して、いろんなことを経験させてもらい、いろんなことを教えてもらい、成長させていただいています。

能力がないから、自分ができないことをわかっているからこそ、人とのつながりを人一倍意識し、大事にしてきたように思います。

そんな経験が私の原点であり、この業界で仕事をすることになってからも、今までの経験を活かせていると思っています。
むしろ「つながり」つくっていくことしか、私にはできないなとも思っています。

私自身には能力がなくても、いろんなこととつながっていくことで、個人ではできない大きな力を発揮できることを体感してきたからこそ、これからも「つながり」を意識しながら、「つながり」を活かせる、ソーシャルワーカーでありたいと思っています。
前置きが長くなってしまいましたが、私にとって大切な「つながり」が、コロナ禍において大きく変化し、今までの「つながり」が、普通でなくなってると感じています。

今まで普通にできていたコミュニケーションの取り方が普通ではなくなっている。人との「つながり」や、社会との「つながり」が変化していて、コミュニケーションにも変化が求められている。

今まで気楽に会って話をしていたのに会って話ができない。

今まで普通に行われていた三重県精神保健福祉協会の例会が開催できない。

何より飲み会ができない。

個人的には、「つながり」を感じられる場所が、コロナウィルスに奪われていることが一番つらいなと感じています。

コロナウィルスが収束して、皆さんと飲みながら、想いを語れる日が来るのをこころから願っています。

次回のリレーメッセージは、8月28日に桑名ブロックの役員で多度あやめ病院の山下貴也さんからの発信になります。山下さんどうぞよろしくお願いします。

令和2年8月14日
障害者相談支援センターHANA
田中 雅也


【第5回】令和2年7月31日 発信 代議員 辻 宏明

こんにちは。リレーメッセージ5人目となる代議員の辻宏明です。先月まで事務局を2年間しておりました。 会員の皆様には今年度の総会をはじめ、ご協力いただきありがとうございました。

今年度からは代議員をさせていただくこととなりましたので、このメーリングや協会のホームページを通して、三重県精神保健福祉士協会に入って良かったなと思えるような情報をお伝えできたらと考えております。

コロナ渦を過ごす中、私事では趣味が登山やキャンプなのですが、3月から「自粛」し我慢を続けております。休日も家族旅行にも行けず、GWは自宅の庭でキャンプをしたりしていました。
しかし、6月以降は梅雨の影響で外で遊ぶ機会も減り、気軽に外出することもできず気が滅入っています。最近は運動不足からか体が大きくなってきたので、自宅で子供と筋トレ(ダイエット)して過ごしております。皆さんも身体と心の健康に気をつけてください。

次回は8月14日、今年度から事務局長をしていただくことになりました四季の里 障害者相談支援センターHANA 田中 雅也さんです。


 

【第4回】令和2年7月17日 発信 副会長 牛塲裕治

三重県精神保健福祉士協会の皆様へ こんにちは、三重県精神保健福祉士協会(以下三重P)副会長の牛塲です。副会長は3人いますが、私は三重Pの組織体制を担当しています。

このメーリングリストを活用したリレーメッセージも第4回になりました。この企画は新型コロナウイルスの影響で協会活動、特に会員が集まる総会例会が中止せざるを得なくなり、それでもどうにかこうにかネットワークをつくっていこう、協会からの発信を止めない、動きを止めない、そういった目的から開始されたものです。

開始してから送られたものを読むと、普段あんまり喋ったことがなかった副会長の寺田さんはこういう思いをもってあんなお仕事をしているのか~とか、山本さんはよく知っているけど動物の森やってるんだな(まあやってそうだな)とか、下方会長の文章は相変わらずいろんな意味でかたいなぁ(硬いし固い、時々難い)、とかいろいろなことを感じます。

書かれている人の意外な一面を知ることができたり、改めてその人のことを知ることができたり、PSWについて考えるきっかけになったり、普段より三重Pが身近に感じられたり、と自分的には届くのが楽しみなメールになりつつあります。

『コロナの副産物』という言葉をちらほら見かけますが、このリレーメッセージも三重Pにとってはそれですね。 副産物つながりで、本当は6月の総会が実施されるときに皆様に直接お伝えしたかった三重P組織体制についての説明ですが、こうした集まりができないので動画を撮りました。

カメラマンはうちの新人PSW伊藤真彦君です。こういう機会でもなければ自分で動画を撮影して世にアップロードするなんてことはなかったのではないかと思います。これまでは見る専門家でした。これもコロナの副産物。

きちんと見られるかどうかわかりませんが、以下リンクからお試しください。(ホームページに載せる場合はyoutubeから視聴できるよう考えます)ノーカット編集なし無修正ですので、お見苦しいところ、聞き取りづらいところ、カメラマンの伊藤君の腕がプルプル振るえているところなど本筋に関係なく気になるところが多々ありますが、三重Pって(特に役員は)こういう活動をしているんです、ってことをお伝えしたくて作った動画です。

私は見始めて30秒ほどで、にやにやした姿勢の悪い自身の姿を見るに耐えられず視聴をやめましたが、皆様少しお時間があるときに視聴いただき、三重Pについての理解を深めていただき、さらにはもっとこうしたらよいよ!というアイデアをお寄せいただいたら協会が変わるきっかけになると思います。

牛塲は見たくない、という人は資料を添付しますので、そちらをご覧ください。

https://photos.app.goo.gl/ewzEgkk3BGWiYQLU7

最後に普段のお仕事について少し書きます。
私が勤務する総合心療センターひながは昨年より地域連携室を作りました。
地域における精神科救急医療や多様なリハビリなど当院が地域に対して果たす役割を最大限発揮できるよう地域の連携体制を作るために日々動いています。

これまで病院PSWとしての実践では支援・介入対象は個人や家族だったのですが、地域連携室に移ってから、介入対象は地域の医療機関であったり地域全体であったり、または自身が所属する組織だったり、少しPSWとしての視点が変わりました。

しかしながら視点は変わっても、介入対象(クライエントであり、組織であり、地域であり、社会がかかえる課題)を見極めて、少しでも良くするにはどうしたらよいか、関係するみんなでよーく考えて、実行して、どうなったかを振り返りまたそれを繰り返す、という一連のソーシャルワークの姿勢は同じです。

今回のコロナ騒動で、本来ならば入院治療が必要な人をお断りしてしまうこともありました。何のために地域連携室があるのだろう、と悔しい思いもしましたが、そんな中でも何かできないか、と新しい形のベッドコントロールの仕組みを考えて取り入れました。

そのようにコロナの副産物は身近な業務でもいくつかもたらされました。 PSWの主たる支援対象である精神障害のある方は、どこか生きづらさや困難とともに生活しています。

そんななかでも当事者さんがなんとかしようと頑張っていること、工夫していることなどはとても力がいることであり、そこから生まれるものは貴重なものです。コロナ渦をすごす中で、PSWはどんな状況であっても、当事者さんや組織、地域がもつ力を見つけ、活かしていく姿勢が必要なんだなと改めて感じた次第です。

以上まとまりがありませんでしたが、三重P組織体制担当として発信したかったこと、思ったことを自由に書かせていただきました。お読みいただいた方ありがとうございます。

それでは、このリレーメッセージ、次回は7/31、鈴鹿厚生病院の辻さんにバトンタッチします。実は三重Pは辻さん率が非常に高いのですが、次回の辻さんは2018年度から2年間三重Pの屋台骨、事務局をお勤めいただいた辻さんです。

どうぞよろしくお願いします。


 

【第3回】令和2年7月3日 発信 副会長 山本 綾子

会員の皆様

こんにちわ。次のバトンを受け取りました副会長の山本です。
皆様どのような毎日をお過ごしでしょうか?
COVID-19に係る様々な影響を皆様も受けたかと思います。

もしかすると「以前と同じ生活」というのは、もう戻ってこないのではないかとも感じます。
新しい社会のあり様とともに私たちの生活も気づかない間に変化していくのかもしれないと思っています。

私たち精神保健福祉士は社会の様々な変化や情報を敏感に察知する必要があります。
しかし、変化や情報はぼんやり待っているだけでは、気づけないかもしれません。

自らアンテナを張り、情報を取ろうとしなければ、そもそも気づけないので、自分の目の前を知らない間に通り過ぎてしまっていることや情報もあるかもしれません。
では、気づくためにはどうしたらいいでしょうか?

私は、「繋がること」「繋げること」だと思います。

自分から情報が取れそうな場所や相手に意識を「繋げていく」こと。
同じ分野の人に限らず、多様な関係者と「繋がっていく」こと。

どちらも自分から動くことが必要です。もしかすると、自分から動くことが苦手な方もいるかもしれません。
そういう時は、小さな声でもいいので呟いてみてください。声にだしてみてください。このメーリングに呟いてみてもいいですね。

誰かがそれをキャッチします。誰かが「そういえば○○さんがこんなこと言っていたな、気にしていたな」と気づきます。思い出します。

言霊とでもいうのでしょうか・・・。

思いを外に出すことで、変化は生まれます。

なので、もし「繋がっていく」ことに苦手意識を持たれている方は、ぜひ「呟くこと、思いを外に出すこと」から始めてみてください。

もちろん、三重県精神保健福祉士協会としては、様々な情報を例会やホームページ、そしてこのメーリングで発信していきます。
協会に参加していただくことで、「繋がり」は生まれます。
また、協会が会員のみなさまが「繋がれる場所」となるよう取り組んでいきたいと思います。
会員の皆様と一緒に取り組んでいきたいと考えておりますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

と、ここからは私自身の日常についてちょっと報告です。

そして、私生活ではあつまれ動物の森にどはまりしています。無人島生活に夢中です。オンライン通信で後輩たちと島訪問をしてキャーキャーやっています。
また、Zoomで友達とオンラインお茶会もしてみました。20年来の友人たちですが、年に1回会えるか会えないかという距離だったので、なんだこんな風に顔を見ることもできるんだととても楽しかったです。

「自粛」生活の中で、やっぱり大事だなと思ったのは「楽しみ」と「繋がり」です。

次に皆様とお会いできる機会を楽しみに、日々の実践を大事にしていこうと改めての決意です。

それでは、次は7月17日 副会長 牛塲裕治さんです。

よろしくお願いします。


【第2回】令和2年6月19日(金)発信 副会長 寺田 浩和


三重県PSW協会員の皆さま  こんにちは。世間の話題は、河井案里、アンジャッシュ渡部、そして何よりコロナウイルスの影響が世界に暗い影を落としています。 
 
私の所属は皆さまのお住いの地区に必ずある社会福祉協議会です。社会福祉協議会では、報道でもありますように、「新型コロナ特例貸付」を実施しています。

全国の社協で貸付所管課だけでなく、全社あげてこの事業に取り組んでいる状況ですが、社会の状況は本当に厳しくなっています。(ちなみに私の3か月は、ほぼコロナ貸付業務で忙殺されています。残業もやばいことになってきています。)  

窓口に来られている方は、コロナの影響で仕事が無くなり収入が減った方となるわけですが、社会は派遣等の非正規職員の方々が派遣切りで職業を失い、場合によっては住居が派遣先の寮の方は、くらしの場も一緒に失ってしまわれた方の相談を聞くようになってきました。  

伊賀市社会福祉協議会で今取り組んでいる事としましては、今日食べるものがない方へ食糧をお渡しして急場をしのいでもらえるフードバンクを安定的に行えるように、コープみえと協議の上、生協の組合員さんからいただいた良品とご厚意を支援が必要な方に届けられるような協定を結びました。 

また、コープみえは、日々地域を配達で廻られているので、例えば見守り活動や地域支援の何かに役立てられないかを協議しています。  

あと、住宅を失ってしまった方に次の住まい、または一時的に移れる場所が見つかるまで、ホテルで急場をしのげるような仕組み作りを始めています。協力宿泊事業者へのお願いや、安定財源の確保について模索しているのですが、早急に形づけられるように日々検討を重ねています。  
 
更に、このような現状をマスコミを活用して社会に訴えかけ、伊賀市社協をあげてコロナ対策の寄付をつのり、2週間で150万円のご厚意と数々の物品の寄付をいただいています。  

社会は、派遣切りによる失業者の増加(すでにハローワークの求人は激減)、自営業者の廃業等もうすでに出てきています。私たちが経験したことのない社会が姿を見せることから逃げれないと思います。報道にもあるように、せっかく減ってきている自殺者は増加するでしょう。精神を病む方も増えるでしょう。 
 
私たち精神保健福祉士は、この厳しい社会で何ができるのか、何を発信していくのか。三重県精神保健福祉士協会では、皆さんひとりひとりと専門職団体としてどのような社会貢献活動ができるのかを今後考えていきたいと思っています。是非とも一緒に進めていきましょう。  

この緊急事態で、私はやはり社会の動きに対してちゃんと知っているのか。関連する法令を知っておくことが大切で、やはり「ちゃんと勉強しないとなー」と反省していました。  

でも一番大事なのは、その方を想う気持ちや、忙しい中でもその方の奥にある課題は何なのかを教えて欲しい、知りたいという気持ちが重要であると再認識しました。  

以上つれつれと書きましたが、次回7月3日、副会長の山本綾子さんへ繋ぎます。


【第1回】令和2年6月5日(金)発信 会長 下方 宏明

三重県精神保健福祉士協会会員の皆様へ  平素は大変お世話になっております。  新型コロナウイルスの影響で先の見えない状況が続いている中、精神障害者の福祉と社会的復権に向けた実践にご尽力いただいている皆様には心より敬意を表します。  
 
さて、昨年度の総会で実施しましたアンケート結果によると、会員の多くは会員間の交流とネットワークづくり、情報の入手等を当協会に求めていることがわかりました。この結果を反映させた上で組織体制を見直すとともに、例会・研修会(総会含む)もより魅力的な大規模イベントとして再編する予定で準備しておりましたが、新型コロナウイルスの関係で見直さざるを得ない状況となってしまいました。  

この度は総会も書面票決となり、当面の間は今までのように皆さんと顔を合わせることは叶いませんが、つながりが途切れないよう、ホームページによる広報活動の活性化と、メーリングリストを活用した交流の促進について取り組んでいきたいと考えています。

手始めに、このメーリングリストを活用して隔週金曜日に会員のリレー形式でそれぞれの近況等について発信することを開始します。交流と情報共有が主な目的ですが、内容は発信者の裁量にお任せしますのでご負担のない程度で自由に発信いただければと思います。指名された方はぜひご協力をお願い申し上げます。

新型コロナウイルスが収束し、無事に皆様とお会いできる日が来ることを心待ちにしております。

三重県精神保健福祉士協会 会長 下方宏明

以下、当協会に関する情報提供です。
【三重県災害福祉支援ネットワーク(三重県DWAT)に関する協定および大規模災害時における応援介護職員等の円滑な受入れに関する協定について】・災害時の要配慮者を支援するDWAT(災害派遣福祉チーム)を設置する協定を、福祉に関係する県内の21団体と締結することになり、当協会もその一員となりました。

https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0323000018.htm

【三重アルコールと健康を考えるネットワーク(仮称)について】 アルコール依存症治療の第一人者である猪野亜朗先生が中心となって立ち上げの準備をされています。三重県医師会、三重県薬剤師会、三重県臨床心理士会等、アルコール依存症治療に関連する専門職団体や三重県健康推進課等の行政機関も加入されています。当協会としてもアルコール依存症者の生活支援を行う精神保健福祉士の職能団体として、できることを模索していきたいと考えております。 ※次回(6月19日(金))は副会長の寺田浩和さんにバトンタッチです。寺田さん、よろしくお願い申し上げます。